前期研修プログラム
目標
- 医師として必要な基本事項を習得し人間的なつながりを重視した全人的医療ができる医師の育成を目指す。
- 呼吸器・アレルギー疾患についての基礎的な知識を習得するとともに、担当症例ごとに診断および治療方針をあらゆる角度から検討する姿勢を身につける。研修期間中に学会での症例報告の経験を目標とする。
指導体制
- 研修医1人に対して呼吸器内科医が1名ずつ指導医としてチームをつくり診療に当たる。
- 各疾患専門医による横断的な指導体制があり、チャートラウンドおよび回診、カンファレンスにおいて教授を中心とした直接の指導を受けながら診療に当たる。
- 研修開始後から専門医によるスタートアップセミナーを順次行い、診療に必要な知識の習得を促進する。
- 病棟で行う処置・手技については、必ず上級医が監督・指導を行う。
- 外来では上級医の指導の下で、予診・診察・処置を行う。
- 呼吸器疾患の治療に対して定期的に行われるカンファレンスに参加し、担当症例の治療方針・問題点についてディスカッションし、指導を受ける。
経験可能な手技・検査
- 気管内挿管→侵襲的人工呼吸管理
- 精密呼吸機能検査
- 非侵襲的陽圧換気療法
- 心肺運動負荷試験
- エコーガイド下中心静脈穿刺
- 睡眠ポリグラフ
- 胸腔穿刺→胸腔ドレーン挿入
- 気管支鏡検査
- スパイロメトリー