研究:血液領域

教室紹介

研究:血液領域

1. 造血幹細胞移植

近年は移植療法に力を注いでいますが、平成25年は年間で同種移植を12例、自家移植を10例行いました。特に、新しい移植療法である臍帯血ミニ移植では、従来なら移植適応が無かった患者さんに移植を施行することが可能となり良好な成績が得られています。また移植療法の成績向上を目指して、移植後の免疫学的検討など基礎研究も行なっています。

2. 腫瘍免疫

樹状細胞やNKT細胞を用いた抗腫瘍免疫療法を目的とした基礎研究を行っています。将来的には移植療法との併用による総合的な抗腫瘍免疫療法の開発を目指しています。

3. 造血器悪性疾患

Japan Adult Leukemia Study Group (JALSG) に参加し、厚生労働省がん臨床研究事業『難治性白血病に対する標準的治療法の確立に関する研究班』の一員として白血病治療の開発に携わっています。